コロナ禍で飲み会もないしお金が貯まる〜
とか言ってた同僚、適当に相槌したけど自分は全然そんなことないです。
相変わらず物欲はあるし何ならコロナ自粛のストレスのせいか増してすらいるので、コロナ以前からの家計の収支トントンの状況は変わらず。
そんな私が最近買ってよかったもの。
言わずと知れたスマートウォッチの雄Apple Watch。1ヶ月ほど前に購入。
購入するまでに検討した他のスマートウォッチの特徴とその違いなども合わせて、使用した感想を残しておく。
購入した目的
睡眠管理
睡眠管理を徹底したかったのが一番の目的。
去年あたりから仕事が忙しくて5、6時間睡眠が続いていたのだが、どうにも能率が悪い気がする。
そこで、日中の仕事の能率が上がらないのは、睡眠不足による脳の稼働効率の低下が原因であるという仮説を立てた。
仕事が終わらず夜遅くまで残業して、睡眠時間を削って能率が下がってまた残業して…という負のスパイラルから抜け出したかった。
自分としては6時間睡眠くらいで十分だと思っていたのだけど、世の中にはそうではないという意見がけっこうたくさんある。
まずは強制的に8時間くらい睡眠時間を確保して、仕事の能率が上がるかどうか試してみようと考えた。
そのために欠かせないのが、正確に睡眠時間を記録すること。
卵が先か鶏が先かという感じだけど、結果的には、睡眠時間の記録が就寝時間の見直しにつながり、ひいては効率的に早く仕事を切り上げられるようになった。
iPhone(アイフォンじゃなくてアイフォーンと打たないと変換予測に出てこないのが癪)に搭載の「ヘルスケア」というアプリにも睡眠管理機能があるのだけど、そのアバウトさがいつも気になっていたところ。
あれってiPhoneを触らなくなったタイミングから睡眠時間をカウントしてるようだけど、別に携帯触らない=就寝じゃないと思う。
ベッドに入ったあと本を読んだりする自分にとっては、そのあたりのタイムラグ、つまり体感睡眠時間よりも多めに睡眠時間が計測されているのが気になっていた。
座りすぎ注意喚起
スマートウォッチを調べていくうちに、機能のひとつとして長時間座っているとそのことをお知らせしてくれるものがあると知った。
マイナーな機能かもしれないが、デスクワークで座りすぎによる体調の不調を実感してもいたので、この機能はぜひおさえておきたかった。
座りすぎに関する問題はスポーツ庁も警鐘を鳴らしてる。
検討したスマートウォッチ
スマートウォッチ・ウェアラブル端末種類多すぎる。
幸い自分は初めてのスマートウォッチでやりたいこともそこまで多くなかったので、最低限譲れない機能と、毎日着けるものということでデザインの好みで、FitbitとApple Watchに絞った。
Fitbitで検討していたモデルはこれ。
【Suica対応】 Fitbit Charge4 GPS搭載フィットネストラッカー Black/Black L/Sサイズ [日本正規品] FB417BKBK-JP
- 発売日: 2021/03/04
- メディア: エレクトロニクス
シンプルなデザインを好む自分には、バンド部分の菱形の加工が少し気になる。
あと、座りすぎ注意喚起機能がない。
値段も2万円弱。もう少し出せばApple Watchが手に入るという誘惑も大きかった。
Apple Watch SEなら意外といい感じで安い。
税込み32,780円。
SEかseries6かという選択肢もあったが、series6にあってSEにない主な機能といえば
- 常時ディスプレイ表示ができる
- 血中酸素が測れる
- 心電図がとれる
- アルミニウム以外にもステンレススチールとチタニウムのボディが選べる
といったところで、血中酸素も心電図も管理できなそうな自分にはSEでいいと判断。
この機能の差で1.5万以上も違うのは大きい。
SEでも材質をステンレスにしたり、ベルトをステンレスのやつにしたりするとお値段が上乗せされていくが、強い心で最安の組み合わせを選択。
Apple Watch SE 使ってみた感想
めちゃくちゃいい。
Apple Watchそのもの自体のブランド性も評価に多分に影響してるけど、それを差し引いてもとても満足。
自分が期待していた機能はもちろん、予期していなかったメリットもあった。
睡眠管理が正確にできる
肝心の睡眠については、Apple Watchを使用してもiPhoneデフォルトのアプリだと正確に記録されないので、私はAutoSleepというアプリを入れている。
AutoSleepは睡眠の分析がとても細かい。デフォルトのアプリの比じゃない。
睡眠の中でも全体の就寝時間と、その中でもきちんと眠れている睡眠時間と、さらにその中でもレム睡眠と言われる深い睡眠の時間まで個別に評価してくれる。
時間別での分析もあり、どの時間に深く眠れているかということも一目瞭然。
ある運動した日の夜、疲れて一度も起きないくらい深く眠った実感があったのですが、AutoSleepではその実感にかなり近い睡眠の評価をしてくれていた。
座りすぎを注意される
1時間くらい座っていると振動と音で知らせてくれる。
座っているか立っているかの判定も正確。
立ち上がってしばらく歩いたりすると許してくれる。
ムーブ、エクササイズ、スタンドリング
日にどれくらい活動したか、運動したか、立ち上がったかというのをそれぞれムーブ、エクササイズ、スタンドという指標に分けて、目標とその達成度が毎日表示される。
ムーブリングが達成できてないから退勤後は一駅分歩こうかな、とか、エスカレーターじゃなく階段を使ってエクササイズリングの足しにしておこうかな、とか、運動へのちょっとしたモチベーションになる。
ちなみにやる気なくいつものペースで歩くとムーブリングの方にカウント、ちょっと早歩きだとエクササイズリングの方にカウントされる。
目標も自分の普段の活動量に合わせて無理なくちょうどいいラインを設定してくれるので、何も考えなくても運動に集中できて便利。
「見える」化ってやっぱりモチベーションになる。
なんだかんだいって通知が便利
購入前はノーマークだったのが、通知機能。電話もLINEもすぐ気づける。
LINEやSMSの簡単な返信(絵文字だけとか)もできてしまう。
よく使う機能をカスタマイズしてホーム画面に設定できる
タイマーと天気予報機能をよく使用。
意外とスマホで使用することが多かったこれらの機能を、Apple Watchで簡単に使用できていい。特にタイマー機能は仮眠をとる時や料理をする時に役立つ。
電子決済が便利
落としたときとかが怖いので導入しないけど、クレジットカードや電子マネー決済ができるのはすごく便利。
ファッションにおける時計コーディネート問題が終わった
服に合う時計を複数持たなくてよくなった。オフィスでもカジュアルでもApple Watch一本。時計を新たに買わなくなったのも経済的。
意外な落とし穴
【大前提】iPhone持っていないと使えない
でも、なんだかんだApple製品の統一的なUIデザインが好き。まんまと囲い込まれている。
電池が持たない
1日が限界。厳密にいうと1日で半分くらい電池が減るので、頑張れば2日くらいいけるかもだが、電池がなくなってしまわないかとそわそわする。
それならお風呂の間とか、タイミングを決めて毎日充電してしまう方が楽。
ぶつける
かなりぶつける。微細な傷がつくことは諦めた。
とはいえiPhoneと同じようにケースとか液晶保護フィルムとかもある。
私は本体の上からすぽっとはめ込むタイプのカバーを買ったけど、カバーのぶん見た目が一回り大きくなるので、Apple製品特有のデザインの洗練度が若干落ちてしまう。悲しい。
画面の淵までのみを覆うバンパータイプもあるよう。
こちらの方がサイズも大きくならなくていいかも。
Suicaはちょっとストレスかも?
Watchは左手に着けているのだけど、改札ってICタッチ部分が右側にあるじゃないですか。
左手を体の前でクロスさせて右側のタッチ部を攻めにいく必要がある。これが地味にストレス。
左利きの人の不便さが少し分かった気がする。
総じて
買ってよかった!